コラボレーションスタイルでは、通常ご用意しております３つのオーダースーツラインとは別に、お客様のご要望により、職人とコラボレーションしたビスポークスーツ、シャツ、シューズなどのオーダーも承ります。
国内外で活躍する職人との繋がりの中で、より手仕事の良さを感じていただけるモノをオーダーいただけます。
実際にはまだ準備段階のものもございますが、お客様からのリクエストからオーダーをスタートしているアイテムもありますので、ご興味がございましたらお話しだけでもお聞かせいただければ、いろいろと新しい取り組みが出来るかもしれません。
私自身は、長年、自分でオーダースーツやオーダーシャツなどを販売してはおりますが、そもそもいろいろな職人と知り合い、いろいろなアイテムをオーダーして楽しむのは大好きでございます。
もちろん、それがCOLLABORATION STYLE のオーダースーツやオーダーシャツなどの様々な部分にプラスに活かされていることは、間違いありません。
マシンメイド（ファクトリーメイド）、ハンドメイド、職人によるビスポークはそれぞれがそれぞれの良さがあります。そのそれぞれの良さを少しでもご理解いただけると、オーダーの楽しみも広がってくると思います。
そんな中、新たな職人とのコラボレーションの準備でございます。いろいろなお客様からのリクエストで様々な職人の方々とコラボレーション出来るように取り組んではいますが、ひとつのモノをカタチにするのは、なかなか骨の折れる作業でございます。
出来れば良いという問題ではなく、COLLABORATION STYLE としてきちんとしたクオリティのモノを提供して、お客様も職人も皆様にご満足いただけるようなモノにしていかなければなりません。
そのバランスが崩れるといくら良いモノでも長くは続きません。
そして、今回は先日職人に頼んでいたジャケットの仮縫いでございます。
初めということで、無地に近いヘリンボンを選びました。
解っていながら、初めての職人に「チェックでも良い？」と聞いては見たものの、やはり「初めは無地系かストライプでお願いします。」との返事で、私も意地悪ではないので(笑)、ヘリンボンを選びました。生地メーカーは、LORO PIANAのWOOL,CASHMERE,SILKのクオリティです。
やはりお客様へご提案する前に、私自身でオーダーして、そのクオリティを見てから、お客様へご紹介しないといけないと思います。もちろん自分が実際に着ることでお客様へのご説明も出来ますし、ショップに見本としても置いておけますし、お客様とのコミュニケーションのネタにもなりますし。
仮縫いなのでいろいろな部分の修正が出ましたが、次の中縫いでどのくらいブラッシュアップされてくるかが楽しみです。
ビスポークは、その職人ひとりひとりの持っているセンスや技術、学んできたこと、好きなスタイルなどが混ざり合って、その職人にしか作れないモノが出来上がってきます。そのセンスや技術を見るのも楽しみです。
まだまだいろいろなアイテムのオーダーを承れるようになれば、より楽しいお店になると思いますので、まだまだ私の懐が潤うことはありませんね。笑
恐らくこの物欲が無いとビジネスも上手くいかないと思っておりますので、しょうがないところです。笑
今後もいろいろな職人とのコラボレーションが出てきましたら、ご紹介させていただきますのでお楽しみに。
COLLABORATION STYLE 上原祥意
