やっと少しずつ気温が下がってまいりましたが、気が付けば9月も月も終わりに近づいております。汗
10月1日から消費税が8%から10%に上がりますが、増税による景気のダメージを緩和するために、政府が消費税還元事業などの施策を行っておりますが、相変わらずシンプルでは無いので、バタバタ感をすごく感じます。
(COLLABORATION STYLEも10月1日からのキャッシュレス消費者還元事業に参加しております)
なるべく、余計なバタバタには巻き込まれないように、シンプルに良い洋服をご提供していきたいと思うこの頃です。
さて、今回も2019年秋冬シーズンに新しくリニューアルされた生地のご紹介をさせていただきます。
今回ご紹介するのは、LORO PIANAの定番フランネル生地、WOOL&CASHMERE FLANNELSでございます。
このWOOL&CASHMERE FLANNELSのバンチブックは、4年ぶりのリニューアルなので、先日ご紹介させていただきましたWISH®SUPER170'Sよりは早いリニューアルでございます!
私が、洋服業界に入った頃から、ず~~~っと扱っている定番の生地で、LORO PIANAを代表する冬のクオリティでございます!
私自身も、たくさんのお客様にご紹介してきました実績と安心感のある生地ですが、これだけ長い間同じクオリティの生地が続いているのは、世界的にも人気の高い生地だからだと思います。
日本の冬にも丁度良い、カシミヤがブレンドされた320g/mのフランネルは、意外と他に有りそうで無い生地でございます。
ソフトな風合いで、毛足がありながらも上品な光沢のある生地は、まさにLORO PIANAならではの生地だと思います。
ということで、いつものように前置きが長くなりましたが、今シーズン、私自身も久しぶりにLORO PIANAのWOOL&CASHMERE FLANNELSでスーツを作りました!!!
ここ数回は、私の登場で失礼いたしております!汗
久しぶりに選んだ生地は、チャコールグレーのチョークストライプでございます!
ここ数年は、何だかんだで、チェック柄を選ぶことが多かったのですが、久々にフランネルでクラシックな雰囲気のスーツを着たくなったので、チャコールグレーのチョークストライプを選んでみましたが、大正解ですね!!!
手前味噌ながら、なかなか良い雰囲気に仕上がっていると思います!
これは、かなりヘビーローテーションで着てしまう可能性が高いです!
私は洋服屋なので、毎シーズン、いろいろな洋服を買ってしまいますが(汗)、スーツの生地も「巡る巡るよ♪時代は巡る♪」という感じで、昔に着ていたような色柄のモノをまた着たくなるものですね。
ちなみに、今回のコーディネイトは
シャツ:COLLABORATION STYLE DAVID&JOHN ANDERSONの200番手の白のロイヤルオックスフォード
ネクタイ:Atto Vannucci
靴:YUKI SHIRAHAMA BOTTIER
でございます。
もちろん他にも雰囲気の良い色柄がございますので、ご紹介させていただきます。
やはり、まだまだチェック柄のバリエーションはとても多いです。
もともと、どのメーカーもフランネルの生地にはグレンチェック(プリンス・オブ・ウェールズ)やハウンドトゥース(千鳥格子)は定番でコレクションされていることが多いですが、LORO PIANAはイタリアらしいきれいな配色でバリエーションが豊富です!
ウインドペーンは、地の色に溶け込む感じで悪目立ちせずに上品です。
今回、私がオーダーした生地のカラーバリエーションも豊富です!
このオルタネイトストライプの雰囲気もフランネルならではですね。
そして、今回のバンチブックのリニューアルでは、無地のバリエーションがかなり増えました!!!
24色の無地は圧巻です!
フランネルなので、色が柔らかくなってグラデーションがきれいです!
フランネルは、無地でのオーダーも非常に多い生地で、ベーシックなネイビーやグレーはもちろんのこと、きれいな中間色などのスーツもきれいだと思います。
もちろん、スーツとしてだけではなく、ジャケットやパンツの単品でオーダーいただくことも出来ますし、スーツで作っておいて、ジャケットやパンツをそれぞれ別々に使用することも出来る、とても着回しの効く生地ですので、そういう意味ではコストパフォーマンスも高いと思います!
フランネルは、暖かみがあり、カジュアルな感じもありながら、ラグジュアリー感やリッチな雰囲気もする、着る人やシチュエーションによって雰囲気の変わる面白い生地だと思いますので、ぜひこの冬のワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
ショップには今回ご紹介しましたLORO PIANAの他にも、たくさんの生地ブランドのフランネルがございますので、気になられた方は、ぜひショップにてご覧くださいませ。
COLLABORATION STYLE 上原祥意