YUKI SHIRAHAMA BOTTIER ビスポークシューズオーダー会<2018.4>

日も長くなり、COLLABORATION STYLEの店内も明るい陽の光が差し込む季節になってまいりました。
東京・銀座も特に女性の皆様は、装いが色鮮やかになってきて、街の景色も明るくなっております!

さて、そんな新しい季節に、COLLABORATION STYLEでは、4月13日(金)~5月9日(水)までORDER SHIRT FAIRを開催しております。すでに多くのオーダーをいただいておりますが、まだまだ生地もございますので、ぜひご利用くださいませ。

そして、来週初めには、もう一つのイベントを開催いたします!

来る、4月22日(日)・23日(月)の2日間、現在、京都にて新しくアトリエ&ショップをスタートしました、BESPOKE SHOEMAKER(靴職人)・白濵結城氏を迎えて、YUKI SHIRAHAMA BOTTIERビスポークシューズオーダー会を開催いたします。
2日間ともに、12:00~20:00で対応させていただきます。

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COLLABORATION STYLEでは、オープン以来、定期的に開催しております、YUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークオーダー会ですが、有難いことに、毎回少しずつ新しいお客様も増えております。感謝!感謝!でございます。

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今回も、すでに仮縫いや納品のお客様のアポイントが入っておりますが、まだ両日とも、2名ずつくらいのお客様は対応可能でございますので、この機会にビスポークシューズのオーダーをお考えのお客様は、どうぞお気軽にお問合せくださいませ!

今回、ビスポークシューズオーダー会としましては、久しぶりの開催になりますが、別件等で白濵氏が上京した際に、タイミングが合えば、オーダーの受注や仮縫い、納品などもしておりますので、今回の日程でスケジュールが難しいお客様もお気軽にお問い合わせください。

 

ということで、先日もお客様の出来上がりの納品があり、非常にきれいな靴が出来上がりました!

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スクエアトゥのフルブローグで、穴飾りもとてもきれいに施された、素晴らしい靴が仕上がりました!

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このレベルの靴を履いてしまうともう中途半端な靴は履けないというクオリティの高い靴でございます!

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世の中には、素晴らしい高級既製靴がありますが、ビスポークシューズは、その高級な既製靴とはいったい何が違うのか???

まず、使用する革が違います。
YUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークシューズでは、通常、初めてのお客様は仮縫いを2回行いますが、その仮縫いで使用した靴(革)は捨ててしまいます。そして、最終本縫いで使用する革は、大きな革の中から、一番良い部分を使用して作ります。

もちろん、使用する革はどれもクオリティの高いメーカーの革なので、ビスポークシューズでは仮縫いで使用するレベルの革も、既製品では十分製品として使われている革でございます。

ビスポークシューズでは、1枚の革の中でも、一番きめが細かく、クオリティの高い部分を使用しているので、足へのフィット感や、しわの入り方、磨いた時の輝き方などが違います。

もちろん、カーフやスエードだけではなく、クロコダイルやリザード、オーストリッチなどの有名な高級革や、ガルーシャ、ヒポポタマス(カバ)、エレファント(象)などなど、既製品の靴ではあまり使われない革などが選べるのも魅力のひとつです。

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フィッティングが違います。
フィッティングにつきましては、足の様々な箇所を測って、一人一人のお客様に合わせて作るので、既製品の靴と比べれば、もちろんフィットした靴に仕上がりますが、正直、職人によってもレベルの差がございます。靴作りの修業をしていたとしても、フィッティングの修業はしておらず、フィッティングの経験値が低い職人もいると思います。

よく、昔は「ビスポークシューズは痛くて履けない」「3足目くらいからやっと履けるようになる」なんていうことが言われておりましたが、それも、その靴職人のフィッティングの技術によるもので、ビスポークシューズ=タイトフィットで痛くて履けない靴ではありません。

そんな中、白濵結城氏は、かなり高いレベルのフィッティング技術がありますので、多くのお客様にリピートで何足も作っていただいております。

いろいろな職人やブランドで靴を作られていてフィッティングに満足されていないようなお客様なども、白濵氏のビスポークシューズの出来栄えにはご満足いただけております。

もちろん、フィットさせながら、見た目も格好良い靴が作れるのも、技術の高い靴職人の成せる業でございます。

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縫製のクオリティが違います。
根本的に既製品とビスポークシューズの縫製方法では、違う部分も多いですし、一括りにビスポークシューズと言いましても、縫製のクオリティは職人の技術のレベルによってピンキリでございます。
既製靴とは違い、ビスポークシューズは、一足一足、丁寧に時間をかけて作っておりますので、通常、ビスポークシューズの方が圧倒的にきれいでございます。特に、白濵氏をはじめ、活躍されている日本の靴職人のクオリティはかなり高いと思います。

先日、お客様が某有名高級既製靴の縫製や仕上がりを見た後に、白濵氏の靴を見たところ「全然作りのきれいさが違いますね!」「今までは20万円を超えるような高級既製靴は凄いと思っていたけど、白濵さんの靴と比較したら、作りの粗いのが目立ちますね!」なんて言っていただきました!

簡単にざっくりと言うと、既製靴とビスポークシューズには、以上のような違いがございます。

もちろん他にも、いろいろとございますが、ブログが長くなりすぎるので(汗)、また次の機会に書かせていただきます。

とは言いましても、スーツと比較しても、ビスポークシューズは非常に趣味性の強いアイテムですので、世の中でビスポークシューズのオーダーをされているお客様は極々一部でございます。

それだけに、逆にそのクオリティや履き心地に魅了されてしまうと、どんどんはまっていってしまうアイテムでもあります。

 

ここに来て、白濵氏の下で修業しているお弟子さんの技術も相当高くなっているとのことで、少しずつ納期も短くなってきております。
現在の納期は、1年~1年4ヶ月でございます。

それでも、1年以上はかかってしまいますので、オーダーをお考えのお客様は、ぜひこの機会にご利用くださいませ。
1足作れば、ビスポークシューズの良さをきっと感じていただけると思います。

ご予約だけではなく、ご質問だけでもお気軽にお問合せください。

 

私の5足目の仮縫いも、ついに今回行われるようなので、楽しみです!(お客様優先なので、私の場合は、2年以上の納期は覚悟しております。笑)

 

COLLABORATION STYLE 上原祥意

 

YUKI SHIRAHAMA BOTTIERビスポークシューズオーダー会
日時:2018年4月22日(日)・23日(月)12:00~20:00
価格:1足目 ¥320,000+tax~
   2足目 ¥300,000+tax~(木型の変更が無い場合)
納期:1年~1年4ヶ月(途中で仮縫いを2回行います)