YUKI SHIRAHAMA BOTTIERの素晴らしいビスポークシューズのご紹介

今年も11月の半ばを過ぎ、銀座の各通りにもイルミネーションが取り付けられ...本当に1年は早いですね。汗

気が付けば、FIFAワールドカップが始まっていますね!

今年の冬は寒くなるという予報ですが、東京・銀座の日中は20℃弱で、まだまだ寒くはないですね。

ここ数年、ずっと暖冬続きなので、洋服屋的には、寒い冬が来てほしいところです。

       

さて、今回は、久しぶりに皆様からご注文いただきましたYUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークシューズの出来上がりをご紹介させていただきます。

     

YUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークシューズにつきましては、今までのブログでも皆様からオーダーいただきました素晴らしい靴の数々をご紹介しておりますので、ぜひ以前のブログもご覧いただければ幸いです。

     

そして、1年に3回、定期的に開催しておりますビスポークシューズオーダー会につきましては、来る11月27日(日)・28日(月)の2日間で開催いたします。

まだ、両日ともご予約いただける時間帯がございますので、ご興味のあるお客様はお気軽にお問い合わせくださいませ。

   

  

ということで、今回は、まだご紹介していなかったお客様のビスポークシューズの出来上がりをご紹介させていただきます。

    

まずは、COLLABORATION STYLEでは、今までスーツやジャケット、コートなど、何着もオーダーいただいているお客様の初めてのビスポークシューズでございます!

   

ダークブラウンのフルブローグでございます!!!

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実は、通常のダークブラウンのカーフでなく、写真では分かりにくいかと思いますが、パティーヌで仕上げたダークブラウンでございます!

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いわゆる色に変化を付けてアンティーク調に仕上げておりますが、トゥ(つま先)だけ色をのせたのではなく、靴全体がいろいろな色が混ざった深みのあるダークブラウンになっております。

パティーヌは、ショップ内の明かりよりも、太陽光の下で見た方が本当の色が分かるので、色を決める際には、白濵氏とお客様は外まで行って太陽光の下で確認しております。

    

足の大きなお客様ですが、白濵氏のセンスと技術で、靴を置いて見ている時よりも、実際に履いた状態の方が、バランスよく見えるのが素晴らしいですね!

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お客様も1足目から大変ご満足いただきました!!!

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既に2足目のオーダーも進行中で、次回のオーダー会の際には仮縫いがありますので、楽しみでございます。

      

COLLABORATION STYLEのような小さな個人店の場合は、ビスポークシューズをオーダーいただいているお客様のほとんどは、COLLABORATION STYLEでスーツやジャケット等をオーダーいただいているお客様で、そのお客様の中からビスポークシューズにご興味のあるお客様にオーダーいただいております。

現在、ビスポークシューズを作っている靴職人は、私が知っているだけでもとても多いですが、ビスポークシューズを初めてオーダーしようと思うお客様にとっては、どの職人、どのブランドのビスポークシューズが良いのか、かなり迷われるポイントだと思います。

それなりの高額品になりますので、慎重になるのは、よく分かります。

そんな中で、私自身が実際にYUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークシューズを長年履いているので、実際に履いている靴を見ていただき、リアルな情報をお伝えすることで、初めてオーダーするきっかけにしていただいていると思います。

     

ショップでは、度々、スーツやジャケットをオーダーいただいているお客様にお声をかけさせていただき、ビスポークシューズのオーダーの勧誘をしておりますが(笑)、ご興味があるお客様はお気軽にご質問いただければと思います。

   

続いてご紹介するお客様は、既にYUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークシューズを何足もオーダーいただいているお得意様のご注文でございます。

今回は、スエードの外羽根のモンクストラップでございます!

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以前のブログでご紹介させていただいておりますが、前回の靴が使い易く、履く機会が多いということで、かなり気に入っていただいて、前回の靴と全く同じデザインでオーダーいただきました。

    

前回はブラウンのカーフ、今回はライトブラウンのスエードでございます。

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以前のブログで、他のお客様のオーダーでもご紹介したことがありますが、型・デザインが気に入ると、同じデザインの靴をいろいろな革でオーダーいただくケースは結構ございます。

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私もセミブローグやクォーターブローグが好きなので、同じデザインの靴を、いろいろな革で揃えたい気持ちはすごく分かります。

    

  

さて、続きましても、COLLABORATION STYLEでスーツやシャツをオーダーいただいているお客様の初めてのビスポークシューズのオーダーでございます。

今まで、靴のオーダーは、考えたことも無かったようですが、お話をしていくうちにご興味をもっていただき、「じゃあ、1足作ってみよう!」というノリでオーダーいただきました。

ビスポークシューズは、決して安くは無く、仕上がるまでの時間もかかるので、いわゆるハードルの高いアイテムではございますが、このお客様のように興味津々で、その時のノリでオーダーされるケースも意外と多いです!笑

    

ということで、こちらのお客様の初めてのビスポークシューズは、ブラックカーフのキャップトゥ(ストレートチップ)でございます!

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基本中の基本、ど真ん中の靴でございます!

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お客様からのリクエストで、「軽く・柔らかい方が良い」とのことでしたので、薄く、柔らかめで、比較的楽に履いていただける革で仕上げました!

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同じ黒でも、いろいろなメーカーの、いろいろな風合いの革がありますので、その中から白濵氏がお客様のお好みに合った革をセレクトして作るのも、ビスポークシューズならではでのサービスでございます。

とてもしっとりとした革で、きれいに仕上がりました!

フィッティングも完璧です!

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お客様の足も細くきれいなので、靴もよりきれいに見えます。笑

    

     

どんどんご紹介していきますが、続いてのお客様もCOLLABORATION STYLEでスーツ、コート、シャツ等をオーダーいただいていく中で、「ビスポークシューズには興味があって作ってみたいけど、どの職人にオーダーするのが良いか分からない」ということでしたので、「それは、白濵さんでしょう!」ということで、YUKI SHIRAHAMA BOTTIERで初めてのビスポークシューズをオーダーいただきました!

    

1足目ということで、シンプルにブラックカーフのクォーターブローグをオーダーいただきました!

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細部にわたり、とてもきれいに仕上がっております!

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白濱氏は、COLLABORATION STYLEだけではなく、日本全国のいろいろなショップでトランクショー(オーダー会)を行っておりますが、COLLABORATION STYLEでは、クラシックな靴をオーダーされるお客様が多いとのことです。

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それは、恐らく、私自身がYUKI SHIRAHAMA BOTTIERで作っている靴が、クラシックなものが多いので、お客様のオーダーにも影響していると思います。

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実際に、私の靴と同じデザインでオーダーをいただくケースは非常に多いので、私もどんどん新しい靴をオーダーしたいと思っております。笑

     

こちらのお客様は、既に2足目の靴をオーダーいただいておりまして、27日からのオーダー会の際に出来上がる予定ですので、また改めてご紹介させていただきます。

    

     

そして、今回最後にご紹介するお客様は、COLLABORATION STYLEでYUKI SHIRAHAMA BOTTIERの靴を一番オーダーいただいているお得意様で、ほんの数年で私がオーダーしている数に追いついてしまいました!汗
(私のオーダーの場合は、お客様優先の為、後回しになってなかなか仕上がって来ませんが...笑)

  

こちらのお客様にオーダーいただきました靴は、以前のブログでご紹介しておりますので、ご覧くださいませ。

     

今回、出来上がりました靴は、クロコダイルの最高級ランク・ポロサスのヌバックで4アイレットのダービーでございます!!!

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素晴らしい仕上がりでございます!

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私も以前にローファーで作りましたポロサス(クロコダイル)のヌバックの革は、こちらのお客様もずっと気になられていた革で、オーダーされるタイミングを窺っておられましたが、ちょうど白濵氏の保有している在庫が残り1足分になり、次の入荷が不明でしたので、そのタイミングでオーダーいただきました!

    

デザインについては、こちらのお客様の足が比較的大きいということと、ポロサスがクロコダイルの中では小さめな体なので、実際に1枚の革を用意して、どのデザイン(型紙)であれば、きれいに作れるかを検証しながら、最終的に4アイレットのダービーになりました!

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ポロサスと言えばエルメスで最高級品に使われている革としても有名ですが、数あるワニ革の中でも、最も鱗の模様が繊細で、竹斑から丸斑へのコントラストがはっきりとしているのが特徴で、世界的にも希少な最高級のクロコダイルです。

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そんな世界的な高級ブランドでも使用しているポロサスの革を使えるのも、ビスポークシューズならではだと思います。

しかも、高級メゾンブランドやイタリアや英国の高級靴に比べると、YUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークシューズはクオリティが高くて、価格は安くなりますので、かなりのお値打ちがあると思います。

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もちろんポロサスは高額品ではありますが、ポロサスの価値を知っている方にとっては、「その価格でいいの?」「安くない?」という反応をいただきます。

ぜひ、ポロサスにご興味のある方は、お気軽にお声をおかけください。

     

ショップには、私が以前にオーダーしましたポロサスの革のローファーがありますので、実際に見て触ってみたい方は、お気軽にお声をおかけください。

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ということで、今回も長いブログになってしまいましたが、ご覧いただきましてありがとうございます。

今回は、ちょうどシリーズ物の映画の最新作が映画館で公開される前に、テレビ(地上波)で、そのシリーズの前の作品が放送されるような感じで(笑)、27日・28日のビスポークシューズオーダー会の前に、今までにご紹介出来ていなかった靴をご紹介することが出来て良かったです!

    

27日・28日のビスポークシューズオーダー会には、お客様にオーダーいただいております靴が数足仕上がってまいりますので、また時期を見てご紹介させていただきます!どうぞお楽しみに!!!

    

COLLABORATION STYLE 上原祥意