もう11月も半ばに差し掛かっております!今年はコロナ禍で、例年以上に早く感じます。汗
緊急事態宣言も明けて、1ヶ月以上経ちましたが、銀座もかなり人が増えてきたと思います。
私が帰宅する際の地下鉄も、かなり酔っぱらっている人も見かけるようになりました。汗
さて、前回のブログでは、久しぶりに皆様にオーダーいただきましたシャツをご紹介させていただきましたが、今回は、またまた久しぶりにシャツ生地のご紹介をさせていただきます。
今回は、COLLABORATION STYLEでも非常に人気の高い、高級シャツ生地ブランド・DAVID&JOHN ANDERSONの究極のシャツ生地をご紹介させていただきます。
現在、COLLABORATION STYLEで、常にご用意しているDAVID&JOHN ANDERSONの生地は、SEA ISLAND COTTON(海島綿)、170番手双糸(170/2×170/2)、200番手双糸(200/2×200/2)の3種類のクオリティがございます。
その中でも、SEA ISLAND COTTONと200番手双糸(200/2×200/2)の生地は、色柄の種類も豊富で、今まで多くの皆様にオーダーいただいております。
このレベルの生地は、世界トップクラスの極上の肌触りで、初めて触ったお客様は、その触り心地にビックリされ、さらにシャツになると、その着心地の虜になります!
そんな素晴らしいクオリティを誇るDAVID&JOHN ANDERSONの生地には、以前にも少しご紹介したことがありますが、200番手の生地を超える、さらに極細の300番手双糸(300/2×300/2)のシャツ生地がございます!
その名も、CULLINAN(カリナン)
CULLINAN(カリナン)とは、1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見された史上最大のダイヤモンド原石の名前が由来でございます。
生地に付いている冊子にも、CULLINAN(カリナン)宝石が描かれております。(CULLINANについて、詳しくはWikipediaでご確認ください。汗)
DAVID&JOHN ANDERSONは、他にも170番手双糸(170/2×170/2)の生地にEMERALD(エメラルド)と付けるなど、宝石の名を付けることが多いようですが、まさに、300番手の生地は、最高級の生地という意味で、ダイヤモンドの原石のCULLINAN(カリナン)という名を付けられております!
同じように最高級の名前として、ロールスロイスのSUVの車名にもCULLINANは使われておりますね。(どちらかと言うと、DAVID&JOHN ANDERSONの生地よりもロールスロイスの方が有名だとは思いますが...)
実は、私自身は8年ほど前に、このCULLINAN(カリナン)の生地でシャツを作ったことがあります!
それ以前は、ALUMO(アルモ)の220番手の生地が、私が作ったことのあるシャツで一番細番手の生地でしたが、8年前にCULLINANの生地で作って以来、2021年現在、私自身が作ったことのあるシャツの最も細番手の生地は、未だに300番手でございます。
私自身は、特に細番手の生地マニアではありませんが(笑)、洋服屋をしている以上、極上のモノ、究極のモノ、珍しいモノなどへの興味は非常にありますので、常にいろいろな生地で自分で作ってみて、お客様へご紹介したり、お薦めしたりしたいと思っております。
CULLINANで作ったシャツの実際の着心地は、300番手なので、すべすべで、軽くて、ものすごく着心地が良いのは想像できると思いますが、私自身、少し驚いたのは、パンツのウエストが緩く感じたことでした。笑
それくらい、薄くて、すべすべしているということです。
そして、もちろん、上品な光沢もございます。(白い生地は、上手く写真が撮れないのでご了承ください。汗)
DAVID&JOHN ANDERSONと同じく高級シャツ生地で人気のCARLO RIVA(カルロリーバ)のSUPER RIVAも同じですが、このレベルの生地になると、コットンなのに、まるでシルクのような光沢がございます!
COLLABORATION STYLEでは、2021年11月現在、このCULLINANのポプリンとツイルの白生地を各1着分ご用意しております。
今後、すぐに追加でご用意することは出来ない生地ですので、ご興味のあるお客様は、お早めに、ショップで実際に見て触ってみてください!
ということで、DAVID&JOHN ANDERSONの極上のシャツ生地・CULLINANをご紹介させていただきましたが...
今回のブログの本命は、なんとCULLINANではございません!!!
今シーズン、DAVID&JOHN ANDERSONから、なんとCULLINANを超える究極のシャツ生地が入荷いたしました!
その名も、MILLENNIUM STAR(ミレニアムスター)
このMILLENNIUM STARという名称も、ダイヤモンドからの由来です。
あのダイヤモンドで有名なデビアスが所有している203.04カラットのダイヤモンドの名称です。(MILLENNIUM STARについても詳しくは、Wikipediaでご確認ください。笑)
CULLINANと同じように、MILLENNIUM STARの生地に付いている冊子にも、ダイヤモンドのMILLENNIUM STARが描かれております。
この究極の生地は、今年の春頃から、COLLABORATION STYLEでもお世話になっているMINAMI SHIRTSさんでも販売されておりますので、シャツ好きの皆様には既にご存知の方もいると思いますが、この度、COLLABORATION STYLEにもごく少量入荷いたしました!
生地マークは、今までのDAVID&JOHN ANDERSONの生地マークとは異なり、ダークブラウンで更なる高級感を醸し出しております。
その生地マークを見ると、330/3-330/3と書かれております!
330番手です!!! 正直、私も今まで、糸番手では見たことの無い数字です!
しかも /2ではなく、/3なので、330番手の糸を3本撚りした3プライです。
330番手の超超超細い糸を2本撚りではなく、3本撚りにすることで、しっかりとした生地に仕上げております!
330番手という細い糸だけでも異常に希少ですが、さらに3本撚りということで、糸の数も通常よりも多く使用し、密度を高くして透けないように仕上げておりますので、まさにコストを顧みずに作り上げた究極の生地でございます!
ご説明するでもなく、肌触りも最高で、上品な光沢のある、ヤバイ生地でございます!
冊子の説明文では、MILLENNIUM STARは、ポプリンとツイルとドビーの3種類の織りがあるようですが、COLLABORATION STYLEでは、ツイルの白を2着分のみご用意いたしました!
MILLENNIUM STARは、私自身も着たことの生地なので、かなり興味がありますが、まずはお客様が優先でございます!
入荷数が少なくて申し訳ありませんが、2021年11月10日現在、CULLINANのポプリンとツイルが各1着分と、MILLENNIUM STARのツイルが2着分の、計4着のスペシャルな生地をご用意しておりますので、ご興味のある方は、ぜひショップにて手に取ってご覧くださいませ。
早いもの勝ちです!
正直、冷静に考えてしまうと、300番手や330番手の生地のシャツが必要かと言われれば、ハッキリ言って必要なものではありません。汗
無くても全く困りません。笑
でも、フェラーリやパテックフィリップやダイヤモンドだって、必要かどうかというレベルの話ではなく、好きで欲しいから買うモノだと思います。(投資目的の場合もあるかもしれませんが...)
洋服も同じで、今回のCULLINANやMILLENNIUM STARのレベルになると、シャツが必要だから買うという商品では無く、凄い生地だ!珍しい生地だ!究極の生地を使ったシャツはどんな着心地なんだ!という興味があって買うモノだと思います。
まさに、人間ならではの考動です!
ご興味のあるお客様は、ぜひこの機会に手に入れてください!
価格につきましては、お気軽にお問い合わせください。
COLLABORATION STYLEでは、これからも、皆さまにご興味を持っていただける、思わず買ってしまう商品をご紹介していきたいと思っております。笑
COLLABORATION STYLE 上原祥意