2019 Spring&Summerお薦め生地のご紹介 CACCIOPPOLI SUMMER TWEED

あっという間に4月です!
東京は桜も咲き、新しい元号も決まり、動きがいろいろとある時季ですね。
バタバタです。汗

東京・銀座は日中20℃を超えるような気候になってきましたが、気温の変化が大きいので、体調管理には気を遣いますね。

さて、今回も2019年春夏シーズンのコレクションの中から、COLLABORATION STYLEがお薦めする生地をご紹介させていただきます。

今回は、ジャケット生地の中から、今シーズンも色柄多彩な生地を取り揃えております、ナポリのマーチャント・CACCIOPPOLI(カチョッポリ)でございます。

CACCIOPPOLIからは、毎シーズン3冊~4冊くらいのバンチブックが届きますが、今シーズンはこちらの4冊でございます。

19SS_CN_BUNCH_ALL2.JPG

   

その中から、今回は、Jackets の生地をご紹介いたします。

19SS_CN_BUNCH_JK1.JPG

    

COLLABORATION STYLEでは、CACCIOPPOLI、DRAPERS、LORO PIANA、CANONICO、E・THOMAS、TALLIA DI DELFINO、CARLO BARBERAなどのジャケット生地が人気ですが、その中でもCACCIOPPOLIのコレクションは、毎シーズン、どんな生地が入ってくるのかを楽しみにされているお客様も多く、とても人気でございます!

    

そんなCACCIOPPOLIの生地の中から、私が今シーズン作ったジャケットの生地がこちらです。

19SS_CN_BUNCH_JK2.JPG

    

CACCIOPPOLIが、ここ数シーズン、必ずバンチブックの先頭に入れている、WOOL,SILK&LINENのSUMMER TWEEDの生地でございます!

大きめなグレンチェックに太めのラインでオーバーペーンが入った、インパクトのある生地で、好きな方には一発で目の引く生地でございます!

私も昨年の11月にナポリからCACCIOPPOLI親子が生地を持って来日した際に、一発でビビッと来た生地です!

同じ柄で3色あり、一番上のライトグレーが一番目立ちますが、私は2番目のネイビーを選びました。

19SS_CN_BUNCH_JK3.JPG

    

実は、私は、昨年もCACCIOPPOLIのSUMMER TWEEDでジャケットを作っておりますが、

今シーズンも、同じ素材の新しい柄でオーダーしました!

そして今年も、渡辺氏によるフルハンドのビスポークジャケットで仕立てました!

19SS_CN_STJK_MAIN1.jpg

ナポリ仕立てがベースのハンドメイドとの相性も良い生地ですので、とても良い雰囲気が出ていると思います!

19SS_CN_STJK_MAIN5.jpg

この雰囲気は、完全にマシンメイドでは出せない雰囲気ですね!

パンツは、CANONICOの4PLYの生地で仕立てた尾作隼人氏のビスポークパンツ、靴は白濱結城氏のビスポークシューズで、COLLABORATION STYLEがコラボレーションしている素晴らしい職人達の最高の技術が入ったアイテムでコーディネイトしてみました!!!

19SS_CN_STJK_MAIN3.jpg

シャツは、COLLABORATION STYLE。タイは、ATTO VANNUCCIでございます。

    

渡辺氏のBESPOKEも特別な宣伝をしている訳ではないですが、ありがたいことに新しいお客様も増えております!

     

BESPOKEにつきましては、完全予約制になりますが、どのようなスーツやジャケットに仕上がるかは、私が今まで作った洋服が店頭にございますので、いつでもご覧いただけます!

ご興味のある方は、お気軽にお問合せくださいませ。

     

さて、生地の話に戻りまして、今シーズンもCACCIOPPOLIのSUMMER TWEEDは、色柄が新しくなって、昨年よりも生地の数が増えております!

SUMMER TWEEDは、SUMMERと言ってはおりますが、290g/mや300g/mの目付があり、TWEEDというだけあってザックリとした厚みのある生地ですので、正直、日本の真夏に外で着るのは、なかなかしんどいかとは思いますが、真夏以外の季節には活躍する、実は長い期間着ていただける生地でございます。

WOOL,SILK&LINENの複雑な色が混ざり合い、深みのある色柄のジャケット生地は風合いもソフトで、着るほどに身体に馴染んでいく生地で、個人的にもとても好きな生地のひとつでございます。

生地を触ったり、サンプルジャケットを触ってみて、「これは冬物ですか?」というご質問を受けることもあります。確かに日本の真夏用のジャケットではありませんが、「夏」に限定しなければ、春先でも秋でも、色柄によっては冬でも着ていただける素材なので、COLLABORATION STYLEでは、実は真夏にもオーダーの多い生地でございます。

    

ということで、今シーズンCACCIPPOLI のコレクションに入っているSUMMER TWEEDの他の色柄もご紹介いたします。

19SS_CN_BUNCH_JK4.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK5.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK6.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK7.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK8.JPG

素材に変化があったり、色柄に深みがあり、さすがのコレクションですね!

      

もちろんSUMMER TWEEDの他にも、今シーズンもCACCIPPOLI のJacketsコレクションは圧巻のバリエーションですので、一気にご紹介いたします。

     

まずは、昨年も非常に人気の高かった、WOOL,SILK&LINENのスラブ糸を使用したホップサック調のジャケット生地です。

19SS_CN_BUNCH_JK11.JPG

昨年は無地だけの展開でしたが、今シーズンはきれいな配色のチェック柄がございます!

19SS_CN_BUNCH_JK9.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK10.JPG

このクオリティは、今シーズンもすでにたくさんのオーダーをいただいていて、人気の生地でございます。

いろいろな色が混ざっていて、光沢もあり、通気性もあり、軽いので、夏に向けておすすめの生地でございます。

   

     

続いて、こちらも、4~5年前から必ずコレクションに入ってくる、最早定番のブークレ素材です。

19SS_CN_BUNCH_JK12.JPG

     

WOOL,SILK&LINENの平織りの生地は、さらっとしていて、軽く涼しいです!

19SS_CN_BUNCH_JK13.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK14.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK15.JPG

WOOL,SILK&LINENの平織りの生地は、ジャケットだけではなく、スーツの生地としても徐々に人気が高くなっている生地です。

   

そして、WOOL,SILK&LINENのジャケット生地が登場した当初より、展開しているクオリティで、いわゆる元祖WOOL,SILK&LINENと言ってもいいクオリティです。

19SS_CN_BUNCH_JK17.JPG

ツイル(綾織り)の生地なので、光沢があり、発色もきれいです。

19SS_CN_BUNCH_JK16.JPG

着こむほどに、柔らかくなり、しわが入り、雰囲気のあるジャケットになります。

そして、以前もご紹介したと思いますが、WOOL,SILK&LINENの生地の中でも、このブラウンとベージュのチェック柄の生地は、何年にもわたり、何度も追加生産をしている、CACCIPPOLI の世界的なベストセラー生地でございます。

19SS_CN_BUNCH_JK18.JPG

   

そして、もちろん、定番のWOOL,SILK&LINENの無地やヘリンボンなども、ナポリのマーチャントらしい鮮やかな色で人気です。

19SS_CN_BUNCH_JK19.JPG

19SS_CN_BUNCH_JK20.JPG

ということで、今回も長々となってしまいましたが、CACCIPPOLI のJacketコレクションの中からお薦めの生地をご紹介させていただきました。

      

お陰様で、毎シーズン、ジャケットをオーダーされるお客様はどんどん増えております!

そして、ジャケット生地のバリエーションもリーズナブルなモノから最高級のモノまで、どんどんコレクションが増えておりますので、ご興味のあるお客様はお気軽にショップにてご覧くださいませ。

      

さてさて、まだまだ、ご紹介したい生地がたくさんありますので、ブログ頑張ります!汗

    

   

COLLABORATION STYLE 上原祥意