サイドジップアップブーツ BESPOKE BOOTS by YUKI SHIRAHAMA BOTTIER

東京・銀座は梅雨っぽい日も有れば、晴れて30℃を超える日も増えております。雨でも晴れでも、徐々に湿度は高くなっていっておりますので、汗が止まらなくなってきております。汗

さて、そんな真夏を目前にしている時季ですが、先日、白濵結城氏のビスポークシューズでジップアップのブーツが仕上がりましたので、ご紹介させていただきます。

COLLABORATION STYLEでは、オープン当初より定期的にオーダー会を開催しております、白濵結城氏によるビスポークシューズ、YUKI SHIRAHAMA BOTTIERもお陰様でリピーターのお客様が増えてきておりますので、ベーシックな靴だけでは無く、デザインや革が凝った靴のオーダーも増えております。

今回のお客様も3足目のオーダーということで、ブーツをオーダーいただきました!

ブーツでも、今回はサイドジップアップのブーツなので、フィッティングの難易度がかなり高くなります。

レースアップ(紐靴)やサイドゴアなどのブーツは、紐の結び具合やゴムでフィッティングの調整が可能ですが、サイドジップアップブーツの場合、脇にあるジップで閉じるだけで、フィッティングを調整する幅が無いので足首から上のゆとり量の調整がとても難しいです。

ゆとり量を多めにすると、見た目に格好悪いですし、ピッタリとし過ぎると履けなかったり、歩く際に足が曲がらなかったりしてしまいます。

今回のお客様は足が大きいので、余計にフィッティングが難しく、さらにラスト(木型)がとても大きく重たくなるため、靴を作っていく工程でも非常に体力と技術が必要です!

今まで数多くの靴を作ってきた白濵氏にとってもかなり骨の折れる仕事だったようです!

 

 

ということで、最終的には素晴らしいブーツが出来上がりました!!!

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サイドジップアップブーツの完成です!!!

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足の甲~足首~脛にかけてのカーブもきれいに仕上がりました!ここの部分のクセ付けも技術が必要です。

珍しいブルー系の革もお客様のお好みです!

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履いていただいての最終チェックです。

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パンツの中に入ってしまうと、ブーツには見えませんね。汗

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既成靴では、絶対にフィットせずに、シワがたくさん入ってしまうお客様ですが、流石に3足目ということもあって余計なシワも入らずに完璧なフィッティングです!!!

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かなりの難しい足の形をされているので、ここまできれいにフィットしているのは、白濵氏の高い技術によるものですね!

私も、仮縫いのフィッティングから見ておりますが、最終的にここまで完成度の高い靴に仕上がったのを見て、本当に素晴らしいと思います! 

今回のお客様は、職人が難しいという仕事をいつもあえて注文して、職人の技術を楽しんでおります。汗

そんなお客様も、もちろん大満足の仕上がりになりました!!!

 

 

と、出来上がりの余韻も冷めぬまま、4足目のオーダーをいただきました!!!

それは、何と今回と同じ形のブーツでございます!!!

革は、今回新しく白濵氏が用意していた、山羊革のスエードで珍しいバーガンディー色です。

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同じ形ですが、スエードになるとまた違った印象になるので楽しみですね!

 

 

 

そして、続いて白濵氏は別のお客様とミーティング。

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「こういう形はどうですか。こうしたらいいんじゃないか。こっちの方がきれいだ。これはやめておきましょう。」など、あーでもない、こーでもないとお客様とデザインについてミーティングをしております。

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こちらのお客様は、現在3足目をオーダーされておりますが、ビスポークシューズは納期がかかってしまいますので、待ち切れずに4足目のオーダーです。

どうしても時間がかかるので、早め早めのご注文です。

細かいデザインなどは、2回行う仮縫いの時でも変更は可能なので、慣れているお客様はとりあえずオーダーを入れておきますね。

 

私もその気持ち解かります。笑

私の場合は、お客様が優先になりますので、お客様よりは長い納期がかかります。なので尚更、白濵氏がCOLLABORATION STYLEに来る度に、オーダーを入れたいくらいです。笑

 

白濱結城氏のビスポークシューズはお陰様で、今回ご紹介しましたお客様のように、リピートでオーダーされるお客様がとても増えております。ビスポークシューズは、スーツなどよりも趣味性が強いアイテムなので、好きなお客様はどんどん欲しくなっていくと思います。

決して、安いモノではありませんが、価格以上の価値は間違いなくありますので、気になられた方は、いつでもお問い合わせください。

 

次回のYUKI SHIRAHAMA BOTTIERビスポークシューズオーダー会は、9月下旬の開催予定です。詳細が決まり次第、ブログやNEWSでご案内させていただきます。 

 

COLLABORATION STYLE 上原祥意