東京地方も桜がきれいに咲いておりますが、少し天気が悪いのが残念ですね。
桜が咲く頃は、まだ少し肌寒い日が多いので、体調など気を付けないといけませんね。
そして、あまり深酒しないように!笑
春はいろいろなことが新しくスタートする季節なのでワクワクしますね!
そして、洋服も新しいモノを手に入れるとワクワクしますね!
先日も、そんな新しくワクワクするモノが出来上がりましたのでご紹介させていただきます。
先日、出来上がってきましたのは、COLLABORATION STYLEで定期的にオーダー会を開催しておりますYUKI SHIRAHAMA BOTTIERのビスポークシューズでございます。
福岡でアトリエを構える白濵結城氏のビスポークシューズは、お陰様でたくさんのお客様にオーダーをいただいておりますので、現在、納期が約1年半となっております。
今回、出来上がりました靴も約1年3か月前にオーダーいただいたモノになります。
ただ、1年半とは言え、1年半後に突然出来上がるのではなく、初めてのお客様は2回の仮縫いがありますので、途中で白濵氏と顔を合わせてコミュニケーションをとる分、オーダーしてからの1年半のプロセスも楽しめると思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回出来上がりました靴は2足。
どちらもお得意様の2足目のオーダーです。
まずは、こちらから。
黒のカーフと型押しのコンビネーション。チゼルトゥの6アイレット。きれいなウイングチップです。
相変わらず素晴らしい出来上がりです!
まさに、『ビスポークシューズ』っていう感じですね!
お客様に履いていただくとさらに良さが伝わります!
フィッティングも全く問題ありません!
今回は、控え目なピッチドヒールで仕上げております。
普段、黒靴を履かない私も、これはかなり格好良いな~と思う黒靴です!
お客様が履いた後は、白濵氏がもう一度軽く磨いてお渡しいたします。
続いてはこちらの靴です。
バーガンディで、3アイレットのダービ―です。
こちらも、『ビスポークシューズ』感が半端有りません!!!
存在感抜群です!
こちらのお客様は、一部分のフィッティングがなかなか難しい足をされているお客様ですが、2足目はほぼ問題無く仕上がりました!
靴自体のクオリティの高さもさることながら、フィッティングの技術が高いのも、白濱氏の特徴であり、良さだと思います!
白濵氏の的確な判断と技術は、お客様からの信頼が非常に高いです。
このフィッティングの技術に関しては、圧倒的に経験の差が実力に表れます。
今までたくさんのお客様の足を見て、採寸し、フィッティングをすることで、様々な足への対応技術が身についたと思います。
足の形を考えて、フィッティングを良くしながら、格好良い靴を作るのが、ビスポークシューズです。この「格好良い」というところが、職人のセンスになりますね!
そして、このセンスがとても重要です!
靴底に刻印されている、FAIT MAIN(フェマン)はハンドメイドの意味です。
今回も、本当に良い靴が出来上がり、お客様にも大変喜んでいただきました!
私も、良い靴が見ることが出来て良かったです!目の肥やしになります。
これからのエイジングも楽しみで、何年後かに良い雰囲気になった靴をご紹介できればと思います!
ちなみに今回、私のオーダーしている靴も仮縫いがあると思っておりましたが、白濵氏より、「上原さんは、今までのオーダーでラスト(木型)も決まっていて、フィッティングも問題無く、革も通常のカーフなので仮縫い無しで大丈夫です!」...とのことで、仮縫い無しで出来上がってまいります!
私の場合、細かいデザインはいつも白濱氏にお任せなので、逆にどのように出来上がるか楽しみです!
また出来上がりましたら、ぜひご紹介させていただきます!
最後に、今年から社会人になる皆様へ
日本全国の新入社員の皆様、ビスポークとは言いませんが、靴は良いモノを履いた方が絶対に良いですよ!!!
これは、間違いなく『良い自己投資』です!
COLLABORATION STYLE 上原祥意