ここ数日、本当に少しずつですが気温が下がってきて、冬が訪れる気配がしますね。（今日の東京は暖かかったですが。）
3連休も終わり、11月も終わりに近づいておりますが、天候が安定していませんね。寒くなって、身体が動かなくなって、なおかつ天気が悪くなると、中々テンションが上がりませんね。
なので、天気は無視して（笑）、今回は新しいお客様も少しずつ増え、リピーターのお客様はどんどん増えております、尾作隼人氏のビスポークパンツのご紹介です。
感謝！感謝！です。
今回は、尾作氏のパンツも既に何度もリピートでオーダーいただき、ブログでもご紹介しているお得意様を再びご紹介です！
今回のお得意様は、裾口のダブルの幅がなんと7.5cmというディティールが特徴です！
そして、毎回、尾作さんも縫ったことの無いような、いろいろなクオリティの生地でオーダーいただきますので、尾作さんもいろいろと経験が積めますし、ビスポークパンツの新しい可能性も教えていただけるような気がします！
という今回のオーダーはこちらの生地です。
HOLLAND&SHERRYのTarget Gaberdinesから。
こちらの、グリーンにネイビーが混ざったようなグリーン。表現が難しい色です。裏はさらに刺激的な色です。笑
やはり流石に選ぶ生地が一味違います。でも、似合うから良いんですね！
ということで、今まで選んできた生地の中では一番柔らかく、軽いので、仮縫いでしっかりとしわの出方などをチェック！です。
もう何本もお作りいただいているので、全体的にはほとんど問題ありませんが、こちらのお得意様も以前に比べてお痩せになられましたので、（最近、お痩せになられるお客様が増えております。羨ましい限りです。）若干、寸法の修正をいたします。
ドレープが効いている生地なので、そのへんも考慮に入れて、生地の良いところもちゃんと出して、のフィッティングです。
そして、仮縫いから数週間後．．．
完成です！
安定感のある仕上がりです！最終、各箇所を尾作さんがチェックし、お客様のOKをいただいて、クリースラインのしつけ糸を取ります。
こう見ると、ダブル巾7.5cmは全く違和感がありません。むしろこのくらいのインパクトが裾に無いと、全体のバランスが悪くなってしまうかもしれません。
洋服のバランスと言うものは不思議なものです。
既製服では、まずありえないバランスの洋服が、オーダーでは仕上がってきます。モノだけ見ると、ものすごくアンバランスなので、大丈夫かなと不安になったりもしますが、お客様が着ると、ちゃんとフィットするんですね！
いかに人それぞれ、体型やバランスが違うかっていうことですね。
特にビスポークは、細かい部分まで寸法や体型を落とし込むので、人によって違いが顕著に出ますね。
普段オーダーをされていて、ビスポークまでは必要と思われないお客様もたくさんいると思いますが、日本のビスポークの世界は、若くて実力もあり、センスも技術も進化している職人が増えております。
これからも、少しずつですが、もっと多くのお客様にビスポークの世界を感じていただきたいと思っておりますので、気になるお客様はいつでもお問合せください。
と言っている間に、お客様の次の生地が決まって進行しております。汗
次は、こちら。
DRAPERSのLOLLI SUGGESTIONSより370g/mのしっかりとしたFIVE STARSのネイビーチェックです。
こちらの生地では、尾作氏のビスポークパンツに合わせて、COLLABORATION STYLEのBLACK LABELでジャケットを作って、スーツで仕上げます！
そして、なんと続いて、こちらの生地でもご注文いただいております。
カリフォルニアのオーガニックコットンを使用したLORO PIANAの540g/mのデニム生地、DENIM FLOWERの中から、お客様の大好物（笑）、パープルをセレクト。
こちらは、今までよりも少しカジュアルなパンツに仕上げます。
2本それぞれ、少しずつ出来上がりの時期をずらしながらオーダーいただいております！
また、こちらのブログで出来上がりをご紹介させていただきますので、ぜひお楽しみに！
とてもありがたいことに尾作隼人氏のビスポークパンツは、たくさんの皆様からオーダーをいただいております。
COLLABORATION STYLEでは、決まった期日でのオーダー会では無く、随時アポイント形式で尾作隼人氏のビスポークパンツを承っておりますので、気になるお客様は、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
COLLABORATION STYLE 上原祥意
