HAND MADE SUIT Fabric by DRAPERS "TOP LINE"

日本中がこの冬一番の寒波に覆われているようですね。特に日本海側や私の実家のある北海道は大雪で大変なことになっております。
それに比べて東京はいくら寒いと言っても、最高気温が5℃とか7℃とかあるので、それほどでは無いですね。
例年、東京も雪が積もる日が数日ありますが、今年はどうなんでしょうか? 

さて、今回もお客様に素敵なスーツをオーダーいただきましたので、ご紹介させていただきます!

今回ご紹介するお客様は、COLLABORATION STYLEでは、前シーズンの春夏続いて2回目のオーダーでございます。

新しくCOLLABORATION STYLEをご利用いただいたお客様にまたご来店いただけるのは本当にありがたいし、嬉しいですね!

今回選んでいただきました生地は、こちら。

16AW A DTOP バンチ.jpg 

DRAPERS(ドラッパーズ)のTOP LINEの中から、ミディアムグレーの無地を選んでいただきました。

16AW A DTOP 生地.jpg

シンプルですが、良い生地ですね!

TOP LINEはSUPER150'Sのウールに10%のカシミヤをブレンドした、ミルド(起毛)タイプの生地で、非常にソフトで肌触りが良く、起毛していながらも上品な光沢があるのが特徴です。

見るからに良い生地です!

実は、今回選んだ生地とは違うイメージの色柄を考えられていたようですが、この生地をご覧いただいた瞬間に考えが変わったみたいです。

オーダーでは良くあることです!笑

ネイビーをオーダーしようと考えていて、結局グレーをオーダーしたということは良くある話です。オーダーあるあるです。笑

 

ということで、今回のお客様はHAND MADE MODELでのオーダーなので、1回の仮縫いが入ります。

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今回は、前回と少しディティールを変更して、COLLABORATION STYLEでは通常あまりご注文の無い、フロントが3B×2の型でのオーダーなので、通常よりもVゾーンが狭めです。

前回1着オーダーいただいているので、今回の仮縫いは、前回の寸法や補正からのアップデートになります。

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大きな変更はありませんが、生地によっての違いなどを確認します。

背中も生地によって皺の出方が違うのでチェックです!特に今回はソフトで滑らかな生地なので要チェックです!

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同じようにパンツもチェックです!

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ここから最終的に、微調整をして約1か月後...

思った通り、とてもきれいに仕上がりました!!!

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細番手の生地で、高級感がありドレープが出る生地ですが、しっかりと生地が落ち着いて安定感がありますので、生地の柔らかさの割に皺っぽくなることも無く、きれいに仕上がっと思います!

最終的には、3B×2のフロントの返り位置を第一釦よりも少し下げて、3B×2の型を3B×1で着るようなラペル(衿)の雰囲気に仕上げました!

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なかなか言葉では指示しづらい部分ですが、スーツの顔になるところですので良い感じに仕上がって良かったです!

自分が縫製して仕上げるわけでは無いので、微妙なニュアンスを上手く職人に伝えるのは難しいですが、とても上手く伝わりました!

もちろん、お客様にもとてもご満足いただけました!!!

COLLABORATION STYLEとして満足に仕上がった商品が、お客様にもご満足いただけるということは、とても嬉しいことで、正に理想ですね!

COLLABORATION STYLEとしていつも目指しているところです!

お客様もお店も同じように満足して喜ばないと、良いモノが出来ないですからね!

そして、お客様に良いモノを作ると、私も良いモノが欲しくなります。笑

今年も良いモノ作って、どんどんご紹介したいと思いますので、お楽しみに!

追伸
先日もご案内させていただきましたが、只今、COLLABORATION STYLEでは、工場体制の都合でHAND MADE MODELのご注文を一時ストップしております。現在、更なるクオリティアップを図るべく新たな職人体制を構築中でございます。皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、体制が整い次第、受注を再開いたしますので何卒ご了承くださいませ。

COLLABORATION STYLE 上原祥意