IRISH LINENの JACKETを HAND MADE MODEL で。

東京地方は、日中は暑くなってきておりますが、朝晩は涼しくとても心地良い天気が続いております。たまに強烈な雷がありますが...
さて、ブログが滞っていたこともあり、皆様に伝えたい情報が沢山ございます。
なるべくどんどん更新していきたいと思います。

ということで、久しぶりにお客様の出来上がりをご紹介させていただきます。

いつもご愛顧いただいておりますお得意様I様のオーダー。今シーズン2着目の出来上がりは、ナポリのマーチャントCaccioppoli(カチョッポリ)の裏定番(?)と言いますか、裏人気(?)といいますか、とにかく長い間人気のクオリティIRISH LINENのジャケットをHAND MADE MODELでオーダーいただきました。

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15色展開のIRISH LINENは、いわゆる生地巾が75cmの半巾といわれるもので、半巾で190gなので通常の150cm巾換算にすると380gのヘビーウエイトでゴリゴリのリネン(麻)でございます。

その中から今回選ばれたのは、こちら。

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ブラウン系とグリーンが混ざったような、いわゆるアースカラー。

サイズ感は、いつも作っていただいているので大きな問題も無くきれいに仕上がっております!

非常にがっちりした生地なので、とても仕立て栄えがしております。

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しかし、いくらしっかりした生地と言っても、そのままガッチリと作ってしまっては、COLLABORATION STYLEが提案するスタイルではないので、がっちりした生地ながら、出来るだけ丸く、出来るだけ柔らかい雰囲気で、仕上げております。

写真では、解かりにくいかもしれませんが、なるべく自然に柔らかく...

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IRISH LINENのようなしっかりとした麻素材は、1年・2年・3年と着込んでいく間にシワになり、初め大きく入っていたシワがどんどん細かくなり、麻の繊維がどんどん柔らかくなり、身体に馴染んだ洋服になります。

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そこまでいくと、何とも言えない格好良い雰囲気が出て、自分の身体に合った心地良い着心地を感じられます。

いわゆる経年変化を感じながら、育っていく洋服でございます!

洋服好きが昔から好きな素材と言うのも頷けます。

先日、I様曰く「まだまだ、がっちりです」ということですが、まずは今年1年着られてみての変化を感じていただけたらと思います。

昔の洋服も大事に着られているお客様なので、これから毎年毎年変わる雰囲気を私も楽しみにしたいと思います。

 

コラボレーションスタイル 上原祥意